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4/5-7 中国成都CIワークショップレポート② (3日目)


成都での2日目のワークショップでは、
からだの内側への意識をひろげていったので
3日目は、からだの表面や外側への意識を
ひろげていくことを目指しました。
1日目・2日目のWSレポートはこちら

午前中は、からだの面を見つけていくワーク。
相手のからだと床の間にある空間を見つけ、
相手に重さはかけずに、お互い自由に動ける
状態で触れていきます。

そして相手のからだと自分のからだの形を
あわせて、接点や面をどのようにつなげて
いくことができるか、探っていきます。

重さはかけない、とルールを決めることで
参加者の足元やセンターへの意識がより
繊細になり、からだ全体のバランス感覚が
引き出されたように感じました。


お昼はみんなで昨日とは別のお店に。
きれいなショッピングモールの中でした。

午後は、シャンからの提案もあり、
歩いて10分ほどの公園でワークショップ。

目を閉じてみて、音や風、芝生や土など
外の環境を味わうことから始めました。
そして2人または3人のグループになり、
1人が目を閉じて動き、他の人がまわりで
サポートに入りながら動いていきます。
危なくないように、、、

最初はおっかなびっくり動くところから
始まり、だんだんと芝生を転がったり
大胆な動きに挑戦したりしてもらって、
そのうち大きな笑いがでてきたり。
まわりで遊んでいた子どもたちが近寄って
きて、不思議そうな顔で見てました。(笑)

後半は「視界」をテーマにワークをしました。
からだの10センチ先、1メートル先、、、
段々と見る場所を遠くにひろげていきます。
そこからさらに、自分のからだの形を変えて
いくことで、自分の視界を変えていきます。

その後、ペアでコンタクトをしながら
視界はそれぞれ自分の外へと向けて動く
ことを試し、最後は2グループにわけて、
互いの動きを外から見る時間をとりました。

今までからだの内側に集中してきた分、
外に向けて視界をひらくことや、自分で
見る場所を積極的に変えていくことが
新鮮な発見につながった、との感想を
いただきました。
そして外で踊るのはやっぱり気持ち良い!

最後は室内にもどり、グッバイ・ジャム。
この日もワークショップの参加者が
家族や友人を招待してくれていて、
それぞれ自分がパートナーになり、
相手に動きを教えている様子が見られて
とてもいいな、と思いました。

こうしてそれぞれが自分の身近な人たちに
自分の体験や感覚を伝えて、学びあって
いくことができたら、ここからさらに
どんなものが生まれてくだろうと思い、
とても楽しみになりました!

たった3日間のワークショップでしたが、
とても濃い、充実した時間になりました。
成都で出会った参加者とスタッフの皆さん、
本当にありがとうございました!