ページ

4/5-7 中国成都CIワークショップレポート① (1~2日目)


4/5~7に、中国の四川省にある成都市で
CIワークショップを行いました!
みなさんに暖かく迎えていただき、
とても素敵な時間になりました。

ワークショップの写真をいただいたので、
現地での様子をレポートしたいと思います。

今回、招いてくれた CI Chengdu Community
のShan(シャン)は、2016年から定期的に
成都市で海外講師を招いたワークショップや
定期ジャムを企画・開催しています。

ワークショップ会場のスタジオがあるのは
高層オフィスビルの26階!
普段はヨガスタジオだそうです。
▲スタジオからの眺め

1日目の19時~のウェルカムジャムには、
参加者はCI経験者から初心者まで、年齢層も
幅広く約25名の方に集まっていただきました。

アフリカンドラムの音楽家の演奏も入り、
とにかくエネルギッシュなスタートでした!

そして以前にShanのCIの企画に参加した方が、
家族やパートナーを連れて参加されていたのが
とても印象的でした。


2日目からのワークショップの参加者は12名。
まずはスパイラルロールを使ったコンタクトの
ワークを軸に、進めていきました。

お互いのからだをかりて、
力をぬくことや、つくりを確認する。

自分のからだで動きを確認する。

シンプルな動きを繰り返すことで、
動きづらさや力が入ってしまうところを
確認しながら、手をつく位置や、肘の向き、
動きの方向、からだのバランスなど
各々、自分のからだを探ってもらいます。


その後、人と一緒に動く練習へ。 相手について
いくことや、相手を待つこと、
センターをあわせていくことなどを探ります。

その後、相手に触れているところに向って
押しながら立ち上がることを試しましたが、
相手に向かって「押す」というのがなかなか
つかめなそうだったので、
相手との足の関係や、センターとの関係などを
見直しながら「相手に向かって押す」ことを
確認する時間をもちました。

あっというまに午前の時間は終わり、
みんなで近くのショッピングモールへお昼に。

午後のワークショップでは、センターへの
意識を深めるために、骨盤の動きを探っていく
ことから始めました。

まずはいくつかの動きをみんなでやってみて、

その動きをヒントに各自でリサーチする時間を
取りました。

その後、骨盤を動かす人、ついていく人と
役割を分けて行うパートナーワークへ。
人に動かされることで、新たな発見の
きっかけになります。

続いて、お互いのセンターを合わせながら
動いていく練習へ。

センターワークを積み重ねることで、
参加者のからだに対する集中力が深くなって
いくのを、リードしながら感じました。

そして、相手を自分の腰に乗せる・乗る練習。

発展して、午前中に行ったスパイラルワークを
加えて相手の背中の上で動いてみたり。

最後は『ラウンドロビン』という形式で
みんなで輪になり、最大4名が輪の中に
自由に出入りしながら踊っていく時間を
取りました。

終わりの振り返りでは、
センターの強さや可能性への気づき
予期せぬ動きへの驚き
パートナーとの信頼関係
などなど、個々の体験を伝えてくれました。

初日のジャムで感じたエネルギーとはまた違う
繊細さや集中力を感じた2日目でした。

参加者のひとりから、今日はいろいろな
「動き」を教えてくれたけれど、それは
なぜなのか?と質問がありました。

その答えとして、
『ある決まった「動き」をヒントに丁寧に
自分の動きやからだを見つめていくと、
無意識に行っていることに気づくことが
できる。
そこに関心が向いてくると、自然からだを
観察したり、工夫したり、そこから新しい
アイディアが出てきたりするようになる。
だから自分たちはひとつの始め方として、
こうした基礎的な「動き」のワークが
大事だと考えている。』
ということを伝えました。

参加者の皆さんフレンドリーで、感じたことを
とても素直に伝えてくださるので、振り返りの
時間もとても気づきが多く、有意義でした!

3日目のレポートに続きます)