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8月25日 クラス日誌



昨日の朝のインプロビゼーションクラスで
「自分が慣れている動きをしてしまう」
「ポーズになって固くなってしまう」
と参加者のコメントがありました。

最近、他の参加者からも
「同じような動きになってしまう」
という声をきいていたので、
夜クラスではお互いの動きを観察し、
動きの幅を広げることを、試してみました。

まず、2人1組で相手の動きを観察しながら
その動き方を真似することから始めました。
観察するときに「形」を真似るのではなく、
その人のからだの動かし方の特徴や
自分と違う動き方だと感じることを見つけ、
どうやっているんだろうとしばらく観察し、
その特徴にそって自分のからだを動かすこと
にフォーカスしてもらいました。

クラスの後半は、
それぞれ今日のワークから気づいたことから
自分にとって新しいことに挑戦してみる、
という課題でまず動いてもらいました。

その後、どんな「挑戦」をしたか聞き、
それを皆で共有する「テーマ」として、
一緒に動いてみました。

その結果、それぞれのいつもとは違う一面や、
個々の特徴がより際立ったりしたことが、
印象的でした。

インプロビゼーションには、
そもそも決まった形はなく、
間違いや失敗がありません。

こう動かしてみたらどうなるだろう、
こっちにいったらどうなるんだろう、
この動きはどんな感じがするだろうと、
いろいろな可能性に開かれた状態に
なってもらえたらいいなと思います。