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春の便り&中高生WSレポート



3月30日の朝、スタジオにいくと桜が満開になっていました。
今はもうすでに散ってしまいましたが、
団地内にある桜がいっきに咲いてとてもきれいでした。
 
3月の終わりごろから、久しぶりの方々がスタジオにきてくださり、
それぞれの近況を教えてくださいました。
卒業した人、進学した人、新しく仕事が変わる人など、
いろいろな節目や変化のあるこの季節を感じ、
なんだか私もわくわくした気分になりました。
そんな再会をできてとても嬉しかったです。
スタジオにお越しくださった皆様ありがとうございました。

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少し時間がたってしまいましたが、
3月27日(金)には春休み特別企画として
「中高生のためのコンテンポラリーダンスクラス」を開催しました。

今回参加してくれたのは4名。
すでにバレエやモダンダンスなどを積み上げてきたメンバーでした。



ボディ・ワーク→即興ワーク→クリエーションというプログラムに、
みんなとても熱心に取り組んでくれました。


上の写真は前半にやったボディ・ワークの一場面。
一人はお人形さんのように力をぬいて、もう一人がそのからだを動かすことから、
骨の重さ、関節の場所やその動き、そしてからだのつながりを見つけていきます。


お人形役のほうがすこしずつ動かされていく流れについていきながら動き、
動かす役も自分のからだをいろんな形で相手を動かすことを探求していきました。
だんだんと動かされる/動かす役を交互にいれかえて役割をなくしていき、
2人の即興ダンスへ。合間にはさむ私の声かけをスポンジのように吸収してくれて、
みんなの動きが多彩になっていきました。 


最後は即興ワークでやった相手に動きを与える/反応することを応用して、
2人一組で動きをつくることにチャレンジ。
1人が相手を動かす1つの動きを提案し、
もう一人はその動きへの反応として自分の動きを決める。
役割を交代して、次の動きをきめる。
それを繰り返すことで、一連の動きをつくっていきました。


ある程度の長さになったら、テンポや質感を工夫してみてもらったり、
外からみて動きの流れがよくないところや、
こうしたらもっと面白そう!というところを私からも提案したり、
みんなでダンスを創っていきました。
そうしてつくったダンスを1人の動きに解体して踊ってみたり、
別のグループの人と組み合わせてみたり、
いろんなパターンを試して踊ってみたりもしました。

素敵なダンスをつくって踊ってくれた4名のダンサー達。
これからも、もっといろんなことを吸収して、
活躍していってほしいなと思います!