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コンテンポラリーダンス集中WSレポート

2月1日に開催した「コンテンポラリーダンス集中WS」の前半では、
iPadのアプリを使って骨のつくりを実際に見ながら、
自分で自分のからだを触って確かめたり、
自分の手では届かない肩甲骨や背骨などは、
2人一組で骨の輪郭をたどったり、
優しくゆらしたりしながら、形や動き・重さを確かめていきました。

私はイギリスのミドルセックス大学というところでダンスを学びましたが、
実技のダンスと並行して、解剖学の授業がありました。
それぞれの筋肉やら骨やらの名前はややこしくて今はもう覚えていないですが、
からだの構造が理解できたことや、
内側にひろがる様々な形や質感があることを知れたことは、
からだを動かしたり、イメージを膨らませたり、
発想をひろげたりするのにとても役立ちました。

普段のダンスのクラスでも、骨のことや、からだの動きのことをよくいうので、
あらためて、目と手を使ってからだを感じるということを、
皆さんにも体験してもらいたいなと思いました。

そこから手、肘、肩、頭、肋骨、などからだの意識する部分をかえて、
自由に動きを探したり、スタジオにある大きさの違うストレッチボールを使って、
からだとボールでコンタクトするワークをしました。
ボールを使うと普段意識しないからだの色々な表面に意識がむいたり、
からだが思いもよらない方向に動かされたりして面白いし、気持ちがよいです。
そのあとでボールをはずして、イメージのボールを体の上をころがしたり、
からだの中を通したりしていきました。

こうして実際に見る・触れるということをしてから、
イメージのワークをするのが良いなと感じています。

後半は、いままでのワークを通じて見つけた動きをもとに、
各自が自分の動きをつくってもらい、
その動きをお互いに教え合い、交換してもらいました。
こうしてお互いに交換すると、自分にはない発想や意識がひろがったり、
自分の動きを相手に伝えるために言葉にすることで、
動きが明確になったり、一緒に形にしていくことができます。

最後は作った動きをいろいろな音楽で踊ってみて、
その場その場でスピードをかえたり、間をとってみたり、
お互いにみあったりしていきました。

コンテンポラリーダンスは初めてという方も
「面白かったです、また参加したいです!」といっていただき、
多様な動きの可能性や、1つの動きにあるいろんな表現の可能性がある
コンテンポラリーダンスの面白さを感じていただけた様子。

今後も月一程度でこの集中講座は開催していきたいと思います!
3月は8日(日)の15時~18時で開催します。
ぜひご参加くださいませ☆
ワークショップの詳細は下記リンクよりご覧ください。↓
http://minori.aapa.jp/2015/02/38.html