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レポート: 5月スタジオショーイング(CIパフォーマンス+ジャム)

今回コンタクト・インプロのパフォーマンスに出演してくれたのは、5月のコンタクト・インプロクリエーションクラスに参加してくれた5名。「1つの重心をシェアする」ことを軸に、みんなで取り組んできました。
照明の関係で写真が暗く見えますが、パフォーマンスとジャムの様子を写真と一緒にご紹介します。

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頭のように小さな接点でも、背中のように大きな接点でも、
お互いによりかかったり、どちらかが一人を支えたり、いろんな形がうまれます。


からだで接触していなくても、自分一人で動くのではなくて、外との関わりの中で動いていく。


同じ流れにのることもできるし、抵抗することもできる。


ふと一つの絵のようにまとまる瞬間が生まれたり


静かになる瞬間がうまれたり。
打ち上げで、この瞬間「どうしよう」と思っていたと出演者の人が言いました。
でも、それは観ている側にとっても「どうなるんだろう」とわくわくする瞬間。
何かが終わって、何か始まる、そんな時間。  


今回は観る側・踊る側がゆるやかにつながるように、
演者も観客もおなじ場所に座り、演者はそこから出たり、ハケたりしました。
2日目は最初に「移動したり、体勢をかえて大丈夫です、自由にみてください」と
アナウンスをしました。床にすわったり、立ってみたり、観る場所を変えてみたり、、、
出演者も観客も同じ目線・観方で見てくれている、そんな感覚がありました。

 

お客さんの中には途中で外から中を見る人も。
ドアのつくりや明かりの影響でとても面白ろかったとコメントをしてくれました。
きっと見えた景色はみんなちがったと思うけれど、
観ている人もふくめてみんなが良い空間をつくり出してくれていて、とても幸せに感じました。

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パフォーマンスのあとはジャムタイム。
誰でも踊っていいし、観ていてもいい。



ずっとおとなしく寝ていた赤ちゃんもジャムではお目覚め。
一緒にお母さんの手の中で踊っているみたい。

  

最後にもう一度円になって、自己紹介してもらいました。
最初に自己紹介することが多いけど、お互いがまっさらなところからはじめて、
一緒にからだを動かした後の自己紹介もいいなと思いました。

 1日目のジャムの写真も紹介。



コンタクト・インプロでは来る人やそれまでの流れやいろんなことが関わって、
その時その時のいろんなダンスや空気が生まれます。


今回のワークショップ+パフォーマンスに参加くださった皆さまに心から感謝です。
素敵な時間をいただきました。
この企画、また次につながるように考えていけたらと思います。