自分がスタジオを通じて何をひとに届けていきたいのか、
と考えてきました。
従来のダンステクニックではなく、
個々の身体言語で表現されるコンテンポラリーダンスは
からだは本来、とても自由だということを思い出させてくれます。
からだは自分の内と外をとつなげてくれています。
からだを聴くことは、自分自身をみつめること。
ダンスを共有することは、からだを通じて他者の世界と出会うこと。
他者との違いにふれて、自分の世界がひろがる。
そんなふうに個々のダンスを楽しんでもらいたい。
コンテンポラリーダンスのクラスを受けるということは、
自分のからだと向き合い、個々の身体言語を通じて、自分が今まで気づかなかった、
「ここ(自分のからだ/他者のからだ・空間)にあるもの」を見つけていくことだと思います。
私も今まで、様々な人と踊ってきましたが、
それは、その人から素敵なギフトを手渡してきてもらったのだと感じます。
その人が見ている世界を、その人の身体言語を通じて伝えてくれて、見せてくれた。
それは、その人と出会わなければ、私は知らなかったこと。
そんな出会いがコンテンポラリーダンスの魅力だと思います。
からだの言葉は、言語も、性別も、年齢も、経験も越えてくれます。
頭からではなく、からだから出た言葉だから、伝わることがある。
そんな多彩なからだ・ダンスとの出会いが、人生を豊かにいろどってくれると信じています。
そんなことをスタジオから少しずつでも伝えていけたらと思います。
ダンス経験や年齢や性別に関係なく踊ること。
(これは海外でいう「コミュニティダンス」という分野なのかもしれません。)
そんなことを今思っています。
4月から新しいクラスもスタートしようと今準備中です。
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そして、3月30日(日)に足立区の「あだち30歳の成人式」というイベントに
ゲストスピーカーとして参加することになりました。
短い時間ですが、自分の活動を紹介できる機会をいただいたので、
自分が今考えていることがきちんと伝わるようにしたいなと思います。
あだち30歳の成人式は、講演会、足立区で活動している
30歳の方々のトーク&交流会、懇談会と3部構成になっています。
ミニコンサートや屋台もでるみたいです。
参加無料のイベントですのでもし興味がありましたら、
こちらFacebookページをご覧ください。