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BankART:川俣正展&今日のクラス

今日は春の公演の打ち合わせをしにBankARTへ。今BankARTでは川俣正さんの展示をやっています。展示はとても迫力があって面白かったです。
展示期間中、作り続けているようで、今日もあちこちで作業がすすんでました。まるでBankARTに増殖しているみたい。

まず観たのは一階。

はいった瞬間にわぁーと思わず声が出る。見慣れたBankARTの部屋がまるで木のドームに。
何かに包まれてるような印象。いろんは場所からいろんな空間がみえる。

二階にあがると、今度は傘みたい。天井が近くかんじます。


三階はまだ作り中みたい。小屋ができてました。
そして外にも!蜂の巣みたい。BankARTが侵食されています(笑)


お時間のある方は是非いってみてください。

展示を見終わってからBankARTの溝端さんと打ち合わせ。なかなか決まらなかった日程も決定し、諸々を確認し、公演にむけてこの10日間でいろいろつめていかなきゃいけないけれど、ワクワクしてきました。年内中には詳細をお知らせできそうです。

BankARTの書店で大野一雄さんの「稽古の言葉」という本を購入。
以前少し読んだんときに素敵な言葉がたくさんあって、その時はかわなかったけれど、
今回見つけて、やっぱり手元においておきたいと思って買いました。
きっと何度も手に取りたくなる本だろうと思います。


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今日はそのまま夜のダンサージュのクラスへ。
私のクラスの前は杏奈先生のピラティスのクラスがあるのですが、そのクラスを受けた方が続けて私のクラスをうけてくれるということが最近増えてきました。嬉しいです。

今日は少しいつものウォーミングアップの音楽をかえて、私が一人稽古でよく流しているキース・ジャレットの音楽に。静かな音楽の中、みなさんとてもからだに意識をむけてくださっていました。

振付は、土曜日に新しく追加したものもふくめて、少し長めのコンビネーションになりました。
今日は「床に重さを落とす」という話が途中ででてきたのですが、レッスン後に受講者の方で、その考え方ですごく床への接し方に新しい発見があったということを伝えてくれました。床からおきあがるときに、床をふむことばかり考えていたけれど、ぎゃくに落とすとおもったらすっとあがれたという話をしてくれて、うれしくなりました。床にゆだねることも大切、床をおすことも大切。床ともいろんな関わり方があって、それによっていろんな返事をかえしてくれる。

新しい発見ってすごく貴重だなと思います。昨日しらなかったことを今日しれているということって、あたりまえなことだけど、それってすごい変化で。私も最近自分の稽古で自分にとって新しい発見をすることがあって、それはとても些細な気づきだったりするけど、そういうのをきちんと変化として自分でとらえて大事にしたいと思います。