今週もあっという間に1週間が終わりました。
今日はダンサージュのクラスを終えてから、シンガポールから日本のコンテンポラリーシアターのリサーチにきているの
CCC kaleidoscope vol.5 巻上公一×新井英夫のワークショップとライブ・パフォーマンス
声やからだは十人十色。人は声やからだの動きによって感情や個性や存在を表現し、またそれらを知覚できます。そして、言語や理性以前にある素朴な存在とし
ての声やからだには、感情や記憶、経験を伝達する豊かな語りの能力、自分と他者を繋ぐ媒体としての機能が本来的に備わっています。CCC
kaleidoscope
vol.5では、市民参加型&バリアフリーのワークショップと公演を通じ、状況や環境、年齢、性別、障がいの有無を超えて、一人ひとりの潜在的な想像力・
創造力・表現力をひきだしながら、言葉によらないコミュニケーションの可能性を探ります。それぞれに異なる声を響かせ、それぞれに特徴をもつからだそのも
ので対話することで、差異を認め合い、また共感し、わたしもあなたも大切で特別な存在であることに気づいてほしいと思います。そして、わたしとあなたはそ
れぞれにちがうけれど、よろこびやかなしみ、感動や恐れ、記憶や経験を共有できる、いっしょの存在であることを改めて感じてください。
「超微妙―ここは近くにあって、見逃している場所―」
わ
たしとあなたは微妙にちがって、微妙におなじ。笑い方も身長も腕の長さも手のひらの大きさも微妙にちがうけれ
ど、微妙におなじ。あなたの声がふるえるとき、あなたの心のざわめきを知るでしょう。わたしの背筋が伸びるとき、わたしのまっすぐな気持ちを感じるでしょ
う。近くにあるのに気付けなかった微妙な音、動き、場所、あの人の気持ち。言葉以前にある声、理性以前にあるからだを使って、アーティスト、出演者、鑑賞
者が、世代や環境、障がいの有無を超えて対話を試み、超微妙な感覚を研ぎ澄ませるライブ・パフォーマンス。
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