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土曜日CIワークショップにむけて

昨日の夜・今日の朝は自主稽古。
自分のからだで気になるところを整えたり、バレエの基礎レッスンをしたり、クラスを教える中で気になった部分を自分のからだでもう一度考えたり、今週末のコンタクト・インプロビゼーションWSの内容を考えたり。

以前にブログでもお知らせしましたが、今週土曜日CINNの企画でコンタクト・インプロビゼーション(C.I)ワークショップをします。会場の森下スタジオはとても広くて贅沢なスタジオです。CIは初めてという方も大歓迎ですので、ご都合つくかたは是非きてみてください。
ワークショップの詳細はこちらのページへ。

今回のワークショップで何をやろうかなと考えていて、前回のフェスティバルを思い出したり、来年の講師とのやりとりをおもいかえしたり、最近自分が教えていて感じていることなどを整理していました。

そんな中から今回のワークショップでは、「重さをみつける・ゆだねる・受け取る」をキーワードにしていけたらいいなとおもっています。
前半は床とのコンタクトからはじめたいと思います。
床とのコンタクトから、自分のからだの表面をみつけたり、重さをかんじたり、流れを感じたり。

最近コンテンポラリークラスで教えているときに課題に感じていることが、
①どうやって床にスムーズにはいれるのか?ということと、
②床をおすことで立ち上がる=重さを流すということが、どういうことなのかということ、
この2点をどう教えていけるのかということが自分の課題に感じています。それがあって、スムーズに動いていくことができるのかなと思う。床に「落ちていくこと」と「立ち上がること」を循環させていくこと。これはCIにもつながる部分じゃないかなと思います。

コンタクト・インプロビゼーションは、もちろん人とどうコンタクトしていけるか?というところが面白みとしてあるのだけど、人とコンタクトの前にまずは自分と床とのあいだをつなげていけたらと思います。

コンタクトで楽しいと思うところのもう一つは、上も下も左も右もなくなるような方向感覚の面白さ。いろんな方向へからだを投げ出せる準備として床にねっころがったところから、立ち上がるまでにあるさまざまな高さでの動きをみつけていきたいと思います。
コンタクト・インプロをしているとき、自分も踊りながらいろんな高さから、いろんな角度から一緒に踊っている人たちとの間にできる空間をみるのが好きです。変わり続ける空間で、その間をぬったり、からだをそわせてみたり。ただそこの空間をあじわってみたり。そんなふうに自分と床とのコンタクトから空間へとつなげていけたらと思います。

そして後半はパートナーに重さをそそぐ、重さを受け取る・渡すというところから、人とのコンタクトを探していけたらと思います。床とのコンタクトと基本は同じだけど、人はもっと柔らかくて・柔軟。いろんな形にかわるし、ゆだねるのもうけとるのもやっぱり最初は緊張する。
どこまでゆだねられるのか、うけとるのか、協力するのか、そのバランスを探りながら、生まれてくるキャッチボールが、ダンスになっていくのが面白い。

自分と外(床や人や空間や)とキャッチボールをしながら、自分のからだを空間に、そこにおきていることにぽんっとなげこんでしまえるような体験に導けたらいいなぁと思っています。

ワークショップのあとはジャムもあります☆踊りたい人は是非いらしてください!