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静岡芸術祭


今日は静岡芸術劇場に演劇をみにいってきました。静岡にくるのは今回で二回目。ひろびろしていて、気持ちいい。

いつもAAPAの美術をしてくれている青木さんが舞台美術をしている、若き俳優への手紙をみてきました。出演者は2人。言葉の大切さについて語る詩人と言葉をあきらめたとされる現代人。
詩人の言葉や思想に共感し、現代人の言葉や感覚に共感する。そんな双方の会話に耳を傾けながら、いろいろ思いました。
配られた演出ノートに宮城聰さんが「ことば」の語源から興味深いお話しを書いていました。これは、また時間があるときに書きたいと思いますが、「ことば」を捨ててはいけないと思いました。

身体をつかって表現すること、ダンスだからできること、それは言葉であらわせないものを伝えることができるからだと、するりといってしまっていた自分に気づく。

言葉であらわせないことって、じゃぁなんだろう?とあらためて自分に問いかけてみる。

今日はそのまま別会場でやられていたセキュリティー・オブ・ロンドンという一人芝居を見にいく。
一人で4人の役を演じていた。年齢も性別も性格もちがう役。身体もつかうし、セリフもいうし、歌も歌う。いろんな表現をもつパフォーマーはすごいなと関心する。

自分ができる幅や、表現方法をもっとひろげていけたらと思う。

いろんな事をグルグル考えながら只今帰りの電車です。