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「インプロビゼーション」との出会い

先週の土曜日に行ったワークショップ
「動きはどこからやってくる?」は、
インプロビゼーションがとシンプルなことから始まり、
そこから可能性が広がっていくことを
感じてもらえたらと思い、企画しました。

当日の参加者は4名。
定期クラスに通ってくれている方から
ひさしぶりに参加いただいた方までいて、
それぞれ違った視点から気づきや発見があり、
とても面白いワークショップになりました。
皆さん、ありがとうございました。

そして今日は、
自分の「インプロビゼーション」の原体験について、
紹介したいと思います。

それはイギリスの大学に留学していたとき
授業でうけた「スキナー・リリーシング・テクニック」
というクラスでした。

スキナー・リリーシングのクラスで教わった言葉、
「body has its own intelligence」を直訳すると
「からだはからだの知性をもっている。」ということで、
「私」がしらなくても「私のからだ」は知っている
という考え方です。

講師の言葉のイメージや
パートナー・ワークから自分で動いていくのですが、
「No judgement, just notice
(判断しないで、ただ気づいて)」
と繰り返し声がけされます。
ただからだが動いていることを、「判断」せずに、
観察することに集中するように、促されます。

どんな形になっているかなんて考えずに、
からだに生まれてきているものを感じて、
その流れについていってみる。

一度、そのことに気持ちが開かれると、
次々と生まれている動きや感覚を
見つけていくことに夢中になって、
気づけば、からだ全体が動き出し、
その楽しさや驚きが、喜びになっていきました。

「自分の中から自然と生まれてくる」ということを、
初めて体感できた時間で、とても深く感動し、
今でもそのときのことを鮮明に覚えています。

からだを動かすのが好きな人も苦手な人も、
自分のからだを感じることや動かすことを、
もっと知ってみたいと思うことがあったら、
ぜひ一度、インプロビゼーションを
試してみてほしいなと思います。

インプロビゼーションの定期クラスの情報はこちら→
http://minori.aapa.jp/2016/09/201610.html