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7/23(土)「コンタクト・インプロビゼーションWS」レポート

この日は、スタジオからすぐ近くの荒川河川敷での花火大会の日。

ちょうどワークショップが終わるときに花火が始まった音が聞こえてきて、
団地の屋上にあがり、みんなで花火を見ました! 夏の始まりですね。


そしてコンタクト・インプロビゼーションのワークショップでは、
今回は「からだのレイヤー(層)を意識して、相手に触れる」ことに
フォーカス置いてみることから、始めました。

相手に触れるとき、まず相手の皮膚/服を意識してみる。
次にその皮膚の下にある筋肉や、流体を意識してみる。
次にそのもっと内側にある、骨を意識してみる。

そうして段階的に、からだのレイヤーを意識して触れながら、
相手を動かしたり、動かされたりすることを試していきました。

しばらくそれぞれのパートナーと探求したあと、
それぞれの感想や発見をシェアしました。

動かされるのが気持ち良かった、
触れるときに相手のからだに自然と入っていく感覚があった、
途中から自分が粘土のようになった気がした、
新しい動かし方・動かされ方を見つけることができた、
など、それぞれの体験を聞くことができました。


そしてワークショップの後半は、
相手が自分の上に乗ったときに、
相手につぶされないようにするにはどうしたらいいか、
というテーマに取り組みました。

相手の前から後ろから、横から斜めからなど
様々な立ち位置から相手のからだに覆いかぶさること、
逆に相手に乗られる側になってみることを、
ペアになって入れ替わりながら試してみました。

相手の上に乗る側になった場合に、
相手にかける自分の重さを調整するために
どう自分の手足を使えるか。

また、自分が相手の下にいる場合に、
自分が動かない土台になってしまうのではなく、
動ける状態にいるようにするためには
どうすれば良いか。

難しいと感じることも、集中してワークに取り組むことで、
少しずつからだの感覚や動かし方のコツがわかってくる。

前半・後半と、2つのテーマに取り組みましたが、
あっという間の2時間半でした!


来週の土曜日もコンタクト・インプロビゼーションWSを開催します。
ワークショップは事前予約制となっております。
お気軽にお問合せくださいませ。

■コンタクト・インプロビゼーションWS

「触れる」ときに起きていることや、
そこから意識を変えることで生まれることを、
丁寧に「観察」することから始めていきます。

あわせて、相手に乗ったり乗られたりするときに、
相手をつぶさずに、そしてつぶされずに動いていく
方法についても、ワークを通じて見つけていきます。


【日時】7月30日(土)17時~19時半 

【講師】 AAPA (上本竜平・永井美里)  

【料金】 2500円 (※前日までに要予約)