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5/21(土)コンタクト・インプロヴィゼーションWSについて

5/21(土) 18時~20時半 にスタジオで行う「コンタクト・インプロビゼーション」の
ワークショップ(WS)では、5/3~5にかけて行われた
からだで相手を感じることに丁寧に取り組んでみたいと思っています。
(ご予約・お問い合わせ先については、このページの最後をご確認ください)

写真:成瀬 知詠子

年に一度のフェスティバル、今年はカナダからスザーン・リスカさん、
スロベニアからゴラン・ボグダノフスキーさんが講師として招聘されました。
また、石坪佐季子さんによるアレキサンダー・テクニックのクラスも開催され、
新たな気づきと刺激を受けてまいりました。

フェスティバルの様子は下記facebookページをご覧になると写真や動画をみることができます↓
東京・コンタクト・インプロ・フェスティバルFacebookページ


5/21(土)のコンタクト・インプロヴィゼーションのWSでは、
今回のフェスティバルで私が通訳を担当したスザーンのWSでの体験をもとに
行っていきます。

動きを一度止める「pause」のときのからだのことや、
・相手に動かされる「passive」(自分では何も動かない状態)
・相手の動きについていく「go with」(相手からくる動きの方向に自分で動いていく状態)
・相手の動きと対話する「dialogue」(自立して自分で動いていく状態)
・相手の動きに抵抗する「resist」 や「meet」(相手と同じ力で接点に向い、出会っている状態)
など、

相手と動いているときの自分の意識を変換することに取り組んでみたいと思います。


スザーンはワークショップ中によく「pause」という言葉を用いていました。
最初のWSで私はそれを「止まって」というふうに訳していました。

WS後に食事をしながらスザーンと話をしていると、
彼女が「私がpauseというと、みんなstopしてしまうのはなぜかしら。。」といいました。
そこで私はハッとし、日本語では「stop」の意味になっていたことを伝え、話し合いました。

彼女は「pause(立ち止まる)」という言葉のなかで、
形的にはとまっているように見えても、体の中が動いている状態であったり、
からだが微調整している状態があるということにふれていました。

2回目のWSからは参加者に「pause」の意味を伝え、
通訳する際にも「pause」という言葉をそのまま使うようなりましたが、
「stop」ではなく「pause」というやわらかな状態でおこっていることを、
私自身もあらためて丁寧に扱ってみたいと感じました。


写真:成瀬 知詠子

フェスティバルでの3日間、いろいろな方と踊ることができて本当に楽しかったです。
からだの感覚をフルにつかって、ゲームのように遊びながら、自分と相手の間におこるダンス。

フェスティバルに来た人も来れなかった人もぜひ、
一緒に体験を深めていくことができたら嬉しいです。

はじめての方もぜひお気軽にご参加ください!

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5月の「コンタクト・インプロビゼーション」ワークショップ詳細

【日時】 5/21(土) 18時~20時半 

※コンタクト・インプロビゼーションにについては下記リンクページをご参照ください↓
http://minori.aapa.jp/2016/01/220.html

【講師】 永井美里  

【料金】 2500円 (★前日までに要予約)