11月14日(土)にスタジオで行いました、北千住のまちなかで
ちょっと変わった映画体験をお届けしている「キネセンジュ」とのコラボ企画、
『団地のオータムナイト:映画「フランシス・ハ」上映会』の記録写真を
いただきましたので、イベントの様子を写真と一緒にご紹介したいと思います!
今回の映画上映ではスタジオの白壁にプロジェクターで投影し、座布団を敷き詰めました。
映画館とはまた違うゆるい雰囲気がとても心地良い感じになりました。
上映作品「フランシス・ハ」にでてくるお酒や食べ物をテーマに、軽食もご用意☆
「キネセンジュ」代表の栗林治子さん。
映画館で映画をみると、物音を立てるときまずい空気があったり、
なるべく他人の気配を感じないプライベートな空間づくりをする方向になってきているけれど、
映画はそもそも、他人の気配があってみんなで見ているという体験が面白いと思っている、
という話があり、素敵な考え方だなと思いました。
また今回きてくださった方が、映画を観終わったあとに
子どものころ千住にはたくさん映画館があったことや、
当時の様子を懐かしそうに話してくださいました。
いま千住には映画館はありませんが、スタジオでの映画上映もとても良いと感じましたし、
キネセンジュでは今後もお寺や古民家、河川敷など、
様々な場所で映画の新しい見方を提案したい、とのことなのでとても楽しみです!
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そして今回の企画ですが、9月~11月にかけて北千住で行われた
『千住酒合戦200』の一環として行ったので、
「お酒を片手にごろごろしながら映画を見る」というのをスタジオでやってみよう、
と栗林さんと話して決めました。
そしてAAPAでは、映画を見る前にからだもこころもリラックスしてもらえればと思い、
クラスで行っている「からだほぐし」を映画の上映前にみなさんに体験してもらいました。
からだほぐしの終盤には、みなさん↑の写真のような状態に!
ここにいたるまでを説明すると、、、
まず1人はうつぶせにねてリラックスします。
もう1人はあいての背中に手をおいて、ゆらゆらと揺らします。
自分の手からの揺れがからだのいろいろなところに伝わる様子を手と目で感じてもらいます。
手をおく位置を変えながら、繰り返します。
からだは場所によって、でこぼこといろいろな形や感触があることを感じてもらいました。
次に手のひらをおいて、ゆっくり自分の重さを相手に注いできます。
スポンジが重さをゆっくり吸収したり、もどったりするのと同じで、
自分の手が相手のからだの中に沈んでいくような感覚や、
もどってくるときのからだの弾力性を感じてもらいます。
すこしずつ手だけでなく、腕の違う部分でも。
そして相手の胴体に自分の胴体をゆっくりあずけていきます。
からだの側面や背中や、おなかのほうや、いろんな部分で試してもらいます。
写真でもみなさん、気持ちよさそうですね。(^-^)
人のからだの重さは気持ち良さや
相手のからだの上で リラックスすることになれてきたところで、
相手のからだのうえをごろごろと転がっていきます。
そして一番最初の写真のような状態になりました!
座った状態でも同じように相手に重さをかけたり、
重さをもらったりしながら、ゆらゆら、ごろごろほぐしあいました。
からだをほぐしながら、
からだの重さを感じることや、
からだの力を抜くこと、
からだを触る事でからだのつくりや感触を確認することなどが、
自分達のやっているダンスにつながっていることもお話ししました。
今回の映画上映のような機会を通じて、
普段はスタジオに来ることのない方にもクラスで行っているワークを
体験してもらうことができたのはとても嬉しいし、貴重な機会だなと感じました。
今回のからだほぐしが気に入ってもらえたら
ぜひ家族やお友達とも実践してみてください、と最後にお伝えして
映画『フランシス・ハ』の上映に入る、という流れでした。
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先ほども触れました通り、今回のスタジオでの映画上映会は、
この秋に北千住で開催された『千住酒合戦200』という企画が縁になり、
「キネセンジュ」の栗林さんとのコラボ企画、として実現しました。
千住のまちは、年齢や業種の違う人たちが「まち」というつながりの中で
交流していく流れが生まれていて、とても面白いなと思っています。
今回の写真も、カメラマンであり千住酒合戦200の事務局メンバーであり、
スタジオのご近所さんでもある加藤有紀さんが撮影くださいました!
これからも千住のまちと人と関わりつつ、
スタジオでの活動を続けていけたらと思っています。
当日ご来場いただきました皆さま、
事前の準備・当日のお手伝いなどご協力くださった千住のまちの皆さま、
そして素晴らしい企画を持ちかけてくれたキネセンジュの栗林さん、
あらためて素敵な時間をどうもありがとうございました!