小山衣美クリエーションクラスレポートvol.2

今日は小山さんのクリエーションクラスにおじゃましてきました。
ショーイングまであと一か月。
今日は衣装の相談もありました。

今回はソロ作品なので、順番にスペースを使いながら、
各自のダンスをすすめたり、深めたり、確認したり。


自分の番じゃないときは、ストレッチをしたり、スタジオの前にでて自主練したり。
外にでて練習するのは気持ち良いみたいです!

数週間こないうちにそれぞれの踊りがずいぶんと進んでいました。
それぞれのダンスから浮かんだイメージや言葉を書いてみたいと思います。

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絹川さんのダンスは、まわって、はねて、上に、横に、流れつづける水のよう。
流れつづけて、加速して、その流れにいつの間にかダンサー自身がのっているような、
気持ち良さを感じます。


でもおどるほうは大変そう。
「酸欠になる。。。」と終わった後の絹川さん。
絹川さんの踊りをみて、気になった一つ一つのステップを確認しながら、
もう少し遠くに足をだしていってほしいと、小山さん。
「もっと先に!もっと先に!」と静かな声でスパルタ教師の小山さんです。(笑)
その声に誘われてダンスもどんどんダイナミックになっていきます。
ダンスはダンサーがリスクをとるほどスリリングになっていきますね。


気持ちはあるけどからだがついていかないです~、
といいながら楽しそうに挑む絹川さん。
踊りながら、笑っています。

振付には、振付家が動きをすべてダンサーに渡す場合と(振り写し)、
ダンサー本人に動きをつくらせて振付家が構成やイメージを加えていく方法があります。
今回、絹川さんのダンスは小山さんの振り写し。
短い時間のなかに動きが波のようにどんどん続く振付をおどる絹川さん。
本番までにどんな磨きがかかるのか楽しみです!

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関川さんのダンスでは
色のイメージからそれぞれの動きをつくったようで、
「群青は宝塚みたいな手で!」
「黒がおわったあとのつなぎを大事に」
と合言葉のように2人のあいだでいろんな「色」がでてきます。


ダンスを見ていると、
サラサラ、とか
ポワッポワッ、とか
ふわふわ、とか
ガツンガツン、とか
いろんな擬音語が聞こえてきました。



普段はイラストレーターという関川さん。
前回クラスを見に来た時に小山さんから
「水のなかでまざった色がどんな色なのか。汚いのか、きれいなのか、、、」
と問いかけられていました。
「色」や「描く」ということに日々かかわっている彼女が
からだとダンスでどんな色を描くのか楽しみです。

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塙さんのダンスは
眠っているように見えました。
それを見ながら「眠り」にあるいろんな感覚を思いだしました。


眠りに落ちていく感覚や、
疲れて重いからだ、
ごろごろ寝返り、
目が覚めるちょっと前のけだるい感じ、とか。

眠りの深海で何をみているのだろう。
深い底で目を開けたとき、何がみえるのだろう。
目をあけた彼女の目に何がうつったのだろう。
そんな言葉が心にぽんっとうかびました。


普段は学芸員のお仕事をしている塙さん。
彼女のダンスはなんだか物語や肌感触を感じます。

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ここに書いたことは私の感じたことなので、
ダンサーや振付家が考えていることとは違うかもしれません。
でも、そうして自由にイメージできるのがダンスの楽しさと思います。

それぞれのダンスに自分のイメージやアイディアを伝える小山さん。
4人の共同作品は6月21日・22日のスタジオショーイングで発表されます!
お楽しみに。