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CIクリエーションクラス2週目

CIクリエーションクラス2週目のテーマは、「重心」。

1人でおどっているときの重心と、
2人で踊っているときの重心と、
最後に3人での踊りにも挑戦しました。

2人でコンタクトになったとき、
その接点を通じて2つの体の間に一つの重心が生まれる。

その2つのからだの間でうつりかわる重心を丁寧に感じながら、動いてみました。
とても集中した時間になって、あっという間に時間がたちました。
でも今までよりも、2人で1つのからだという感覚になりました。

3人でのワークでは、触れないでも3人の関係性のなかにある重心を意識して動く、ということに挑戦しました。
2グループにわけてお互いをみあいました。
男性3人のダンスは、身体的なコンタクトをもっていなくても、
磁石のように引き合う瞬間が生まれていました。
動きは違うけれどお互いにひきあったり、ひきずられたりしている。
そんな感じにみえて面白かったです。

今回のワークは一緒に講師をしている上本さんの提案で、
私も実践してみて難しいと感じたけれど、良いチャレンジになりました。

重心の受け渡し、
からだの中での重さの流れ、
密度(軽くなるところ・重くなるところ)、
重心の空間のなかでの移動、
からだの外にある空間の重心、
空間のなかでの重さの流れ、

、、、、すべてを言葉にするのは難しく感じたので、
印象に残っているキーワードを残しておきたいなと思いました。

私は重さの流れを意識するためによくからだの中で水を流すイメージを使います。
最近自分のクラスでも、水が流れていくほう(重くなっていくほう)と、
水がなくなっていくほう(軽くなっていくほう)の両方を意識するということを、
ワークのなかの声かけでよく伝えています。

両方を意識することで、からだがもっと全体として立ってくる感じがするのと、
実際にからだが安定するように感じます。

そんなふうに自分のからだの中の空間に水を流すというイメージと同じように、
空間のなかに流れていく人の動きをとらえていくこともできるのかな、と思いました。