昨日は久しぶりのダンサージュのレッスン。
2週間あいてしまったので、来てもらえるかな、、、とドキドキしていましたが、お馴染みの方もはじめましての方も、お久しぶりの方もいらしてくださり、なんだかほっとしました。
いつもと同じ基礎レッスンから、今週から新しい振付をはじめました。
コンテンポラリーダンスの初心者クラス教えるようになって、何を伝えていくのかということを考えるようになりました。クラスに来てくれる方の多くがダンスは初めてですという方や、子供のころや学生のころに少しダンスをやっていた方、もう一度やりたくなって、という方です。そういう人たちに伝えたいコンテンポラリーダンスの魅力ってなんだろう?自分は何を伝えていきたいのだろう?ということを考えてきました。他のダンススタイルとは違う、このジャンルの魅力。
今の時点で思うことは、日々とのつながりであることや、自分のダンスをみつけること、だと感じます。あるスタイルを学ぶということや、何かになろうということではなくて、ダンスを通じて一番身近にある自分の身体とそのまわりにあるものに目をむけていけるということ。
その糸口になるものとして自分のクラスをつくっていきたいと思っています。
そう思ってクラスでやっていることは、前半はカラダそのものがもつ構造や動きを見つけていく、探求していく、深めていくプログラムを考えています。リリース・テクニックで学んだことをヒントに、無駄な力をおとして身体そのものの自然な動きをみつけて発揮できるようにしていけることに、とても可能性を感じているからです。
後半の振付では、決められた動きをベースにして、そこから自分が何を見つけるのかということに、コンテの魅力があるのではないかなと思い、そういう時間になるようにと考えています。どうしたら、そういうことになるのかは私もまだ試行錯誤しながらですが、今はある程度の期間振付を変えずに各週でアプローチの仕方を変えながら、一つの振付の中に積み重ねていくという方法をとってみています。
ダンスを踊ることが日常を離れる時間になるのではなくて、 むしろより寄り添うようなもので、ダンスを踊ることも日々過ごしていることにつながっている時間でありたいと思う。でも、このへんがあまりまだうまく説明したり、表現したりすることができないように思う。そこが今の課題です。
最近ダンサージュのクラスでは体験レッスンに来て下さる方や、継続的に来てくれる方が増えてきて、それがとても励みになっています。10月からはクラスが2つ増えます。土曜日の朝10時~のボディ・コンディショニングクラスと火曜日19時半~のコンテンポラリークラス。これからもがんばります!