明日（今日）からAAPAの公演のため日ノ出町のかいだん広場でリハーサルです。
いろいろ準備を終えて、ひさしぶりにブログを更新です。
10月は週に1,2回で会場をつかわせてリハーサルをしてきました。
そこにいることで、いろいろな方とお会いしたり、すれ違ったり、とおりすがる人を眺めたりしました。
そこで聞こえてくる音や時間とともにかわる風景と出会いました。
リハーサルの写真をとらしてほしいと、黄金町バザールにきていたオランダのカメラマン。
いつも夜19時ごろにお母さんと一緒にきて、映像作品と踊っている4歳くらいの男の子。
電話でどなりちらしながらでてきた茶髪の女の人。
道の向こうから眺めていたサラリーマン。
刻々とかわる光や温度。
明るく声をかけてくれた地域の方々。
おいしい家庭料理の匂い。
事件があったんだよ、と内緒話をもちかけてきたおじちゃん。
こうして思い出すと本当にいろんな人にあった。
個性的な人たち。映画の中の登場人物みたい。
この機会だけでは、何もはっきりとつながりはつくれていないけれど、何か膜に触れたような、
そこにある生活に気づけたような、そんな感覚。
いろんな生活のかけらを感じて、ふと暖かな気持ちになったり、切ない気持ちになったり、苦い気持ちになったりした。
ここにきて、この場所で1時間静かにときをすごす。
そこから感じることがたくさんある。
きっとここだけじゃなくて、どこでもそうなんだろうなと思う。
なかなかそういうふうに時間をすごすことができないけど、こうして少しずつでも触れていくことで、
これからを探していきたい。
AAPAの公演は今週3日から。お時間ありましたら是非みにきてください。
稽古の様子・公演の詳細情報はAAPAウェブサイトにて。どうぞ宜しくお願い致します。
かいだん広場でのリハーサルより。14時半ごろ。影が不思議。いろんな音がきこえてくる。