ページ

折り返し点


鳥の劇場にきて4日目がすぎました。はやくも滞在期間の半分。折り返し地点です。

毎日あっという間にすぎてきます。
10時からリハーサルをしてお昼休みをはさんで8時半に稽古をおえて、夕飯たべて、
と毎日すごしてます。一日スタジオが使えて、メンバーと一緒にすごして、
創作できるのはとても大切だなとつくづく感じる。

さっきメンバーと話していて、こんな話がありました。
自分がみているものは自分の興味でみてしまうけど、全体としてみると、
自分がみえていないものもたくさんある。
作品をみるとき、人はどうしても自分の知っている部分をつまんでみてしまうから、
作品を提示するときには、作品にとって余分な部分をそぎおとしたり、
フィルターをかけるようにして、作品の視点が伝わるようにする必要がある。
そうだなぁと思う。
作品を客観的にみるようにって、よくいうけど、あらためてストンとおちてきた。

新しいものにふれたときや、体験したときの新鮮さ。
私がコンテンポラリーダンスにひきつけられたのも、その新鮮さと自由さだったなぁ。

身体といういつもあるものがうみだす、新鮮な体験。やるのも、みるのも。
そんな感覚がいつのまにか、自分にとって当たり前のことになってしまっていたような気がする。
そこを、何か変えていきたいなと思った今日でした。

明日も朝から稽古です。やらなきゃいけないことはもりだくさん。頑張ります。