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緊張の通し稽古

昨日は新宿コズミックスポーツセンターで今週末のDANSAGEの発表会の通し稽古でした。

私はなんだか最初からソワソワ落ち着かず、なんともいえなくらいに緊張していました。
隣のダンサーに心臓の音がきこえるのではないかというくらいドキドキしていて。
その緊張がよい集中力に結びつくこともあるけれど、昨日は悪いほうにむいてしまい、大反省。
広い場所で、のびのび踊りたかったのに、逆に萎縮してしまってかたくなってしまいました。
足がしっかり地面をとらえられなくて、ぐらぐらしてしまったり、
無駄に力を入れて、ふりまわしてしまったり。

あらためて今日のリハーサルで昨日感じたことを話し、みんなで練習をしました。
水曜日のスタッフみせ、金曜のゲネ、本番とがんばります。
リハーサルを通してみんなといろんな話をしてきました。
こんな風に自分の話に耳を傾け、考えてくれるメンバーとすごせたことは、とても貴重だなぁと感じています。
一緒に踊れるのはあと数回。
そのことを忘れずに踊りたいと思います。

最近ダンスのことを毎日のように、グルグルと考えています。
振付ってなんなんだろう。
ダンスってなんなんだろう。
ダンスだから伝えれることって、なんなんだろう。

最近、演劇をよく見る機会があったからかもしれないけれど。

私はダンスの何に感動するんだろう、とか。
見ている人の側になったとき、何を見たいと思うだろう、とか。

きっと感覚的にはわかっていて、
でも、なんだかわかっているような気になっていて。
あらためて聞かれると、すぐに言葉が見つからない。

考えれば考えるほど、今まで自分がとても無自覚だったことに気づく。

今更だけど、ちゃんとこたえられるくらいはっきりとした気持ちで、これからはダンスを続けていきたいと思います。