「振付」や「リズム」にあわせて踊るのではなく
「動きのテーマ(ルールや課題)」を共有して、
それぞれがその場で動きを生み出していきます。
インプロビゼーションは、最初は不安に感じたり
難しいなと感じたりすることも多いと思います。
はじめてのことに取り組むのに不安をもつことは
自然なことなので、心配しないでください。
ダンスを学ぶ中高生に「からだ」と「動き」を
深めていくインプロビゼーションのレッスンを
おすすめする、3つの理由をあげてみます。
1. 新たな可能性がひろがる
自分が学んでいる、ダンスのスタイルにある形や
動きから外れてみることで新たな発見があります。
様々な動きに挑戦することで、身体的な可能性が
ひろがると同時に、様々な課題に取り組むことで
発想力を身に着けることもできます。
表現力・想像力・創造力は「もとからの才能」と
思ってしまうかもしれませんが、体験によって
伸ばしていくことができるものです。
インプロビゼーションは、それぞれのペースで
実験と挑戦を重ねることができるので、
失敗を恐れずに、自分の知らない可能性を
ひろげていくことができます。
2. 多様な表現に出会う場
決まった形や動きがないインプロビゼーションは
普段はダンスのジャンルやスタイルの違いで
出会わない人と一緒になれる機会でもあります。
動きのテーマ(ルールや課題)に対して、
それぞれ異なる「自分のからだ」で何ができるか
試すことをともに学んでいくことは、新しい
ダンスとの出会いにつながっていくと思います。
3. 振付への理解・視野がひろがる
インプロビゼーションのワークは「振付」が
何からできているのかを理解することにも、
役立ちます。
からだの使い方、空間の使い方、音楽の使い方、
人との関わり方、動きの質感の違いなど、
様々な課題に取り組むことで、振付やダンスに
新たな視点をもつことができるようになります。
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インプロビゼーションのレッスンを積み重ねる
ことで、ぜひ様々な新たな可能性をひろげて
もらえたら嬉しいです。
スタジオで行う「中高生ダンスワークショップ」
でも、インプロビゼーションに取り組みます。
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