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AAPA『となりとのちがい』vol.1 写真

1月末に松戸駅西口の空き物件で行った
AAPA『となりとのちがい』vol.1 で
撮影いただいた写真の一部を、
作品の流れにそって紹介します。
 

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今回は最初にお客さんとテーブルを囲み、
MAD City のスタッフ薩川さんと
この家について話すところからスタート。





次第に、永井が前に似た家に住んでいたこと、
当時の生活や踊りのことなどを話します。

今いる場所から、個人の記憶へ。

そこから、踊りが始まります。


話すことから、踊ることへ。
最近のAAPAの作品ではよくある流れです。

しばらくして、閉まっていた和室から
掃除機と上本が出てきます。



踊りと行為、物とからだが混ざるシーンへ。



上本が再び和室に戻っていくと、
永井がこの家の近所で出会った景色について
話してから、和室に入っていきます。 


そして観客も和室へと移動し、
暗がりでのシーンが始まります。



出演者が去り、再び和室のドアが閉まります。

観客も和室から出てきて、
最初の席に戻ったところで作品も終わります。



ショーイング後は皆それぞれ
出演者も交えて思い思いに話したり、
作品ノートや資料を見たり、
家の様子をあらためて観察したり。




今回、2週間のクリエーションという限られた
期間でしたが、ごく限られた人数しか
入れない空き物件での上演だからこそ、
すぐ隣にあるのに見えなかったことと
出会えた気がします。

街、家、人のオモテとウラを見つけていく
『となりとのちがい』は、この続編を
再び松戸でやることを計画しています。

詳細は決まり次第、お知らせします。
どうぞお楽しみに!