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稽古

気づいてみれば8月も刻々と時間はすぎて、月末の本番が近づいてきました。
今回は音楽をSylianRueが作ってくれています。
はじめて一緒に創作をしています。
どんなものになっていくのか、楽しみです。
AAPAではずっと環境音を使ってきていたので、今までとはまた違う挑戦だなと思います。
SylianRueはメンバーの一人がDansageで私のクラスをうけてくれていたのがきっかけ。
どうやって一緒につくっていくのか、先週あらためて話し合い、
基本的には今までAAPAが作ってきたスタンスですすめていくことにしました。
テーマを共有して、それぞれが創作していくスタンス。
だれかのためになるのではなく、しっかり個々の表現の中で立つこと。

先週は演出と考えがうまくコミュニケーションがとれずなんだか身動きがとれずに悶々となりがちでしたが、
昨日はお休みして今日からリハーサル再開。
何か先にすすむ糸口がみえてきているきがしています。

今回は絵との対面から作品をつくってきましたが、
結果的に前回の終わりの予兆でやってきたことと地続きになってきていると思います。
私の身体が引き続いてうけおってきているのだから、自然なことなのかもしれないですが。
前回は『予兆』をみつめることに焦点があった。
何もかわらないようにみえているもののどこに終わりを見つけるのかということからはじまった。
今回は、
『終わり』と『始まり』。
『離れていくこと』と『満たされていくこと』。

あらためて、今回のチラシで企画の宮田さんが書いた言葉を思い出した。
『厖大な記憶と瞬時の予知=忘却』
『重力』『生きること』『扉』

リハーサルにいってきます。