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少しずつ

今日もはやく目が覚めました。

昨日はAAPAではじめてワークショップをやりました。
少人数だけど、とても貴重な時間をいただきました。

今回のワークショップはクリエーションワークショップということで、普段AAPAがおこなっているクリエーション方法を紹介していくことを目指しています。
3日間のワークショップの一日目は、作品にかんしてのアイディアを話して、それをもとに創作中のソロシーンのダンスをみてもらい、その内容を言葉で話し、そのダンスを覚えてもらうということをしました。
振付やその動きの裏にあるストーリーを伝えたあとで、そのダンスを参加者の方に自身のストーリーを考えてもらい、変化させていくということを次回はやってみます。

こうしてワークショップで自分たちが普段やっていることを伝えていくというのは、私にとってもとても大切な時間だなと感じました。まだ創作途中のソロシーンですが、そのアイディアを伝えたり、振付をおしえたりすることで、私自身のダンスも輪郭がはっきりしてきたように感じました。そして、クリエーションの方法として自分たちが行っていることに関しても、第三者に説明することによって、はっきりとみえてくるものがあるとも感じました。

次回、参加者の方がどのようなストーリーをもってきて、どのようにダンスが変化していくのか、楽しみです。

創作中のソロシーンはようやく、前進してきたように思えました。少しずつ、少しずつ。
でも、今までやってきた今回の創作プロセスを思い返してみるとなんだか興味深い。
記憶の場所をテーマに、最初に私からでてきたのは「小学校の教室」。そこで印象に残っている出来事が、一枚の絵のように自分の中にのこっている。それが、何なのか、自分にとって何を意味しているのか、考えていくと、もう一つの私の記憶がでてきて、その中にあるいくつかの出来事を思い出して、別々の記憶のシーンがあわさっていって、、、という形でダンスの構成ができていった。
一つ一つのシーンにある感覚をつかむために、いろいろなことをやってみる。これでもない、あれでもない。だいぶかたまってきたけれど、1シーンだけ、いろいろやってみてるけど、なかなかしっくりこない。
でも、なんだか先っちょがみえた昨日のリハーサルでした。